MESSAGE 先輩社員メッセージ 未来の後輩へ

雑誌編集を15年経験して書籍の編集部へ!

小学生向けの”難テーマ×マンガ化”の

シリーズを立ち上げました

2006年入社(新卒採用)

児童書編集 副編集長

藤井 亜希子

Fujii Akiko

なぜ出版社? どうして主婦と生活社に?

高校生の時に新聞部に所属しており、女子サッカー選手や警察官、客室乗務員など、たくさんの方にお会いして取材した経験からその楽しさに魅せられ、マスメディアを志すようになりました。最終的に出版社を選んだのは、世の中にあるたくさんの「これ、いいよ!」を読者の方に届けたいと思ったからです。主婦と生活社は暮らしに関わる雑誌や書籍をたくさん出していて、「おっ? なんかおもしろそう!」と感じて今に至ります。
(つまりは、ミーハー心から業界を絞り、直感で会社を決めたということです笑)

これが私の仕事です

小学生向けの児童書や学習ドリルを作っていて、「こどもと生活シリーズ」は2年前に自分で立ち上げました。性のことやスマホ・SNSの落とし穴、メンタルヘルスなど、小学生が抱える困りごとや大人には聞きにくいことをテーマに取り上げて、マンガでわかりやすく解説しています。
あとは、当社初の国語辞典も作っています! それまでは雑誌の編集部に15年くらいいたので、まったくもって初めての分野ですが、国語辞典を作る経験は編集の仕事をしていても滅多にないと思うので、とても勉強になりますし楽しいです。
児童書や学習ドリルは監修の先生と何度も打ち合わせをしてじっくり作り上げるため、毎日いろいろな方にお会いして取材や撮影に飛びまわる雑誌編集部と比べると、デスクワークが多くかなり地味かもしれません。

うちの編集部はこんな雰囲気です

部員は4名で、20代〜40代後半まで幅広く揃っています。世代によって受けてきた教育が違うので、そんな話で盛り上がったり、わが子の成績が悪くてどうしたらいいのか…なんて相談しているうちに企画に繋がったりして、とにかくいろいろなことをよく喋る編集部です。
学習ドリルは解答に誤植があってはならないので、担当に関係なく校正は全員でしています。英語に算数、プログラミング…と色々あって、小学生向けとはいえなかなか難しいのですが「いい頭の体操だね〜」と明るく前向きに取り組んでいます。

仕事をするうえで大切にしていること

スケジュール管理をしっかりすることです。監修の先生、ライターさん、デザイナーさん、印刷所とたくさんの方の協力を得ながら作っていくので、スケジュールを意識していないと誰かにしわ寄せがいくことになり、本の仕上がりにも多大な影響が出ます。ペースを乱さずに進めるって本当に難しいし苦しいですけど、大事なことなのできちんとしようと心がけています。

主婦と生活社を目指している方たちへ

ふらりと書店に行くと、これまでの興味関心とは違うジャンルの本や雑誌でも「おっ?」と思って手に取ることってありますよね。私は仕事においてもその感覚は大事だと思っています。自分のタイミングではなくても、とりあえず話がきたときや出会ったときに、「おっ?」と思ったら進んでみるといいのではないでしょうか。方向転換、軌道修正はいくらでもありです。主婦と生活社の採用ページを見て、「おっ?」と少しでも感じたら、ぜひ前に進んでみてください。

現在、私には小学生の子どもがいます。子どもが保育園に通っていた頃は、またか!というくらいしょっちゅう熱を出し、仕事が予定通りに進まないことが多々ありました。どっちが休むかで夫とたびたびケンカし(笑)、お迎え時間にギリギリ間に合ったり間に合わなかったり、毎日、ボロボロで白目を剥いていたと思います。
職種に関係なく子育てと仕事の両立はハードです。「辞めちゃおっかな…」なんてことがよぎることも当然あります。でも、超低空飛行でもいいので仕事は続けて欲しい。その時は苦しいですが、きっとそのうち自分のペースが見つかってうまく回るようになります。家事はほどほどに、当社の料理本や家事コツ企画が大いに助けになりますので大丈夫(←これ本当です笑)

当社には育児のための短時間勤務制度も看護休暇制度も整っており、今は在宅勤務も週に3日まですることができます。育休を取得した男性社員もいますし、サポートを受けやすい会社だと思います。