『週刊女性』って、料理に例えると寄せ鍋みたいなものだと思うんです。扱うジャンルは芸能、皇室、政治、スポーツ、料理、占い、美容、健康、旅行などなど、なんでもあり。編集部員は、自分の足や人脈を使って新鮮な素材(情報)を収穫し、具(記事)に落とし込めるよう味付けをする。そして編集長の仕事は、水の入った鍋を用意し、部員が作った具を入れて、火加減を調整しながら味をチェックして読者に届けることかなと。あ、寄せ鍋が苦手な方は、幕の内弁当をイメージして読んでみてください。
日本最初の女性週刊誌『週刊女性』は、2024年で創刊67年目を迎えます。時代の流れから、読者に届ける形にWEB媒体なども加わりましたが、「自分の足や人脈を使って新鮮な素材を集め、読者に届ける」という仕事内容に関しては不変だと思っています。