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父のコートと母の杖チチノコートトハハノツエ

人気ムック『暮らしのおへそ』編集ディレクター・一田憲子さんが
父と母を綴る初めてのエッセイ

昭和のモーレツ会社員で、バリバリ仕事をしてきた父。
専業主婦としてそれを支えてきた母。
いつまでも元気だと思っていた両親が、80代、90代になり、娘である自分がケアをしなくてはいけなくなったとき──。

「だんだんと体力が衰え、できないことが増える。自分の親にその『年齢』がやってきていることを知ったとき、訪れたのは「恐怖」だった。父や母が弱っていくことがイヤだ。いつまでも元気でいてほしい。もしそうでなくなったら、いったいどうしたらいいのだろう。そんなジタバタを経て、『老い』を受け入れなくては仕方がない、と理解し始めたときから、私は父や母と出会い直してきた気がする」(はじめにより)

現在進行形で老親と向き合う一田さんの実体験を綴った、新境地となるエッセイです。

◎目次より
大嫌いな親との再会 
父のコート 
母の杖と自立の教え 
アイロンかけは父の役目 
母のおしゃれ指南 
父の銀磨き 
ぶっきらぼうな母 
いばりん坊な父との会話 
年代ものの調理道具とカレー作り 
父からのメール 
無垢な母と小賢しい娘 
朝食はバタートースト 
母の自信 
老いる意味 
マイナスのアップデート 
父と母の誕生日に寄せて 
家事は「点」ではなく「線」で考える 
一田家のティータイム 
父の免許返納と私の運転 
親に甘えられない問題 
父と母の喧嘩遍歴 
育てられ方と、私らしさ 
心配しすぎ症候群 
介護ヘルパーさんと両親の見栄 
一田家のお出かけ 
両親は、尊敬できなくたっていいのだ 
80代も90代も、人生のはじめて 
家族の力関係 
  • 発売日:2024年11月01日
  • 定価:1,500円+税
  • 判型:四六判
  • ISBN:978-4-391-16301-8
  • ページ数:184
  • シリーズ名:

人気ムック『暮らしのおへそ』編集ディレクター・一田憲子さんが
父と母を綴る初めてのエッセイ

昭和のモーレツ会社員で、バリバリ仕事をしてきた父。
専業主婦としてそれを支えてきた母。
いつまでも元気だと思っていた両親が、80代、90代になり、娘である自分がケアをしなくてはいけなくなったとき──。

「だんだんと体力が衰え、できないことが増える。自分の親にその『年齢』がやってきていることを知ったとき、訪れたのは「恐怖」だった。父や母が弱っていくことがイヤだ。いつまでも元気でいてほしい。もしそうでなくなったら、いったいどうしたらいいのだろう。(中略)そんなジタバタを経て、『老い』を受け入れなくては仕方がない、と理解し始めたときから、私は父や母と出会い直してきた気がする」(はじめにより)

現在進行形で老親と向き合う一田さんの実体験を綴った、新境地となるエッセイです。

◎目次より
大嫌いな親との再会
父のコート
母の杖と自立の教え
アイロンかけは父の役目
母のおしゃれ指南
父の銀磨き
ぶっきらぼうな母
いばりん坊な父との会話
年代ものの調理道具とカレー作り
父からのメール
無垢な母と小賢しい娘
朝食はバタートースト
母の自信
老いる意味
マイナスのアップデート
父と母の誕生日に寄せて
家事は「点」ではなく「線」で考える
一田家のティータイム
父の免許返納と私の運転
親に甘えられない問題
父と母の喧嘩遍歴
育てられ方と、私らしさ
心配しすぎ症候群
介護ヘルパーさんと両親の見栄
一田家のお出かけ
両親は、尊敬できなくたっていいのだ
80代も90代も、人生のはじめて
家族の力関係

著者・イラストレーターのプロフィール

一田憲子 1964年生まれ。編集者・ライター。OLを経て編集プロダクションに転職後フリーライターとして女性誌、単行本の執筆などを手がける。企画から編集、執筆までを手がける『暮らしのおへそ』『大人になったら、着たい服』( ともに主婦と生活社)を立ち上げ、取材やイベントなどで、全国を飛び回る日々。『すべて話し方次第』(KADOKAWA )、『歳をとるのはこわいこと?』( 文藝春秋)ほか著書多数。暮らしのヒント、生きる知恵を綴るサイト「外の音、内の香」主宰。ポッドキャスト番組「暮らしのおへそラジオ」を配信中。http: //ichidanoriko.com