このうち、四年生から六年生で習う漢字は、586文字ですが、そのほとんどが一年生から三年生でならう漢字の組み合わせでできています。
つまり、一年生から三年生の漢字の「意味がわかって書ける」ができれば、四年生以降の漢字の習得はとても簡単なものになります。
本ドリルは「鈴木メソッド」を用いて、漢字学習における「つまずき」を解消することを目的としています。基礎力の強化を図りたい一年生から三年生でも、苦手部分をなくしたい四年生以降のお子様でもお使いいただくことができます。
著者は慶應義塾幼稚舎の鈴木二正先生。
慶應幼稚舎では6年間担任持ち上がり制という制度により、一人の生徒を小1~小6まで見ているため、子どもたちの「つまずくポイント」を誰より把握しています。本書では、この鈴木メソッド(6年間担任持ち上がり制から導き出されたメソッド)を活用し、学齢・学年ごとに整理して、つまずきやすい部分を抽出して出題。確かな基礎力の強化につながります。
本ドリルでは反復学習を重視しています。3~4ページをひとつのセットとしており、同じ漢字で読み方がちがう問題を出題しているため、同じ漢字を繰り返し書いて覚えることができます。毎日1ページ、時間を計りながら取り組むことで、漢字の定着と、集中力の向上が見込めます。
忙しいご家庭でも時間をとることができるよう、毎ページ、3分程度で解くことができるような問題量になっておりますので、毎日コツコツと進めるようにしましょう。