新装版 家時間シンソウバンイエジカン
四年ほど前に、マンションから一軒家に住み替えた内田彩仍さん。ちょうどコロナ禍の時期だったこともあり、自分なりに新しい習慣を作ったり、人生後半に向けて安心して暮らせる家になるようリフォームをしたり。そんな日々をまとめた本『家時間』が、ハンディサイズの新装版として生まれ変わりました。内容を見直して加筆修正し、この四年の間に変わったあれこれを綴った新規ページも追加。穏やかな日常が戻ってきた今だからこそ、読み返したくなる一冊です。
【増補:住み替えてから少しずつ見直していること】
本棚のつもりが、好きなものを飾りながら保管する場所に
砂利敷きの庭は二回に分けてコンクリートタイルにリフォーム
靴箱は、白いメラミン素材から温かみのある突板に変更
格段に進化したフロアタイルに張り替えたサニタリー
愛猫そらの成長を見守りながらいとおしさも日に日に増して
寝室のドレッサーを仕事机としても使えるように
【一章:日々の暮らし】
住み替えのきっかけは家族のこれからを考えて
長く使い続けるために
花を飾ること
安らぐシーンの作り方
心に余白を作れるように
朝日を感じる生活
たまにはジャケ買いするのもいい
定番の服を決めて
今のおしゃれに必要なもの
捨てない選択
小さな幸せを見つけたら声に出す
心地よく暮らすということ
小さなおやつの楽しみ
フラットに戻る方法を用意しておく
心配性でよかった
過ごしやすく整えることの大切さ
お互い頼りすぎずに暮らせるように
新しい家族を迎えて
【二章:住まい】
リビングファーストにした理由
体にやさしい家を目標に
玄関は居心地のいい場所に
水まわりにはタイルを選んで
暮らしながら決めていく
自分で決めることで自分が育つ
灯りで目も心も癒される場所作り
季節を楽しむ庭作り
先を見据えた仕様に
安心・安全を選ぶ大切さ
住み替える年齢
【三章:収納】
リビング収納は部屋に馴染むように
キッチン収納は十年後を考えて
目当てのものを探しやすいクロゼット
ドレッサーは身支度と心を整える場所
ワークスペースはすっきりと
使い勝手を引き継いだサニタリー
よく履く靴だけを玄関に
使う場所に合わせた収納
日用品の収納は家族も使いやすいように
【四章:家仕事】
日々は習慣に助けられている
いざというときのための練習
ひと手間かけることを楽しむ
新しく暮らしに迎えたもの
ずっと続けている掃除の習慣
掃除の新しい習慣
洗濯の新しい習慣
家仕事はふたつの方法を用意