○砂糖を使わずに糖質を抑えたお菓子のレシピ集です
グラニュー糖や上白糖はもちろん、三温糖や和三盆などもいっさい使用していません。これらはほぼ100%が糖質であり、健康上の理由により糖質制限をしなければならない人、やせたい人にとっては悩みの種になっています。
そこで砂糖の代わりとなるのが「ラカントS」のような低糖質甘味料です。「ラカントS」の大部分はエリスリトールという糖アルコールですが、これは体内でほとんど代謝されることがなく、90%以上が排出されてしまいます。だからカロリーもゼロなのです。
補助的にはちみつやメープルシロップを使っていますが、同量の砂糖と比べると糖質は20~30%少なくなります。もちろん大量には使用していませんので、懸念するほどの糖質にはなりません。全体的に普通のお菓子と比べると3~5割の糖質になっています。
○さまざまな工夫によって糖質を抑えています
砂糖と同程度の甘みを持つとされている「ラカントS」ですが、それでもやはり完全に砂糖と同じように使えるわけではありません。独特のくせのようなものがあります。本書はさまざまな工夫によって、普通の砂糖と同じようなおいしさを感じることができるレシピにしました。
砂糖のほかに糖質が増える原因となると、やはり小麦粉です。本書ではアーモンドパウダーやきな粉をブレンドすることで小麦粉の使用量を減らし、糖質を抑えています。たとえば薄力粉の糖質は100gあたり73.3gもありますが、アーモンドパウダーは9g程度、きな粉は10.4gです。
さらにアーモンドパウダーやきな粉を使うことのメリットとして、薄力粉と比べると風味が強いため、甘みを補ってくれるという点があります。
○初心者でも作りやすい「焼きっぱなし」のお菓子が中心です
本書で紹介するお菓子は、生地を作ったら型に入れて焼くだけの「焼きっぱなし」と呼ばれるお菓子がほとんどです。クリームと合わせたり、デコレーションしたりといった手間はなく、お菓子作り初心者でも挑戦しやすい難易度になっています。
材料も手に入りやすいものに限定しました。大豆粉や小麦ふすま粉、おからパウダーを使えばさらに糖質は抑えられるのですが、手に入りにくいのと、味のバランスの取り方が難しくなるので、本書では避けました。
そしてなにより大事にしたのは「おいしさ」です。お菓子を食べる喜びをしっかりと感じることができるような甘さ、おいしさのあるレシピになったと思います。さまざまな理由で糖質を制限せざるを得ないみなさんにも、どうか楽しんで食べていただければと願います。
グラニュー糖や上白糖はもちろん、三温糖や和三盆などもいっさい使用していません。これらはほぼ100%が糖質であり、健康上の理由により糖質制限をしなければならない人、やせたい人にとっては悩みの種になっています。
そこで砂糖の代わりとなるのが「ラカントS」のような低糖質甘味料です。「ラカントS」の大部分はエリスリトールという糖アルコールですが、これは体内でほとんど代謝されることがなく、90%以上が排出されてしまいます。だからカロリーもゼロなのです。
補助的にはちみつやメープルシロップを使っていますが、同量の砂糖と比べると糖質は20~30%少なくなります。もちろん大量には使用していませんので、懸念するほどの糖質にはなりません。全体的に普通のお菓子と比べると3~5割の糖質になっています。
○さまざまな工夫によって糖質を抑えています
砂糖と同程度の甘みを持つとされている「ラカントS」ですが、それでもやはり完全に砂糖と同じように使えるわけではありません。独特のくせのようなものがあります。本書はさまざまな工夫によって、普通の砂糖と同じようなおいしさを感じることができるレシピにしました。
砂糖のほかに糖質が増える原因となると、やはり小麦粉です。本書ではアーモンドパウダーやきな粉をブレンドすることで小麦粉の使用量を減らし、糖質を抑えています。たとえば薄力粉の糖質は100gあたり73.3gもありますが、アーモンドパウダーは9g程度、きな粉は10.4gです。
さらにアーモンドパウダーやきな粉を使うことのメリットとして、薄力粉と比べると風味が強いため、甘みを補ってくれるという点があります。
○初心者でも作りやすい「焼きっぱなし」のお菓子が中心です
本書で紹介するお菓子は、生地を作ったら型に入れて焼くだけの「焼きっぱなし」と呼ばれるお菓子がほとんどです。クリームと合わせたり、デコレーションしたりといった手間はなく、お菓子作り初心者でも挑戦しやすい難易度になっています。
材料も手に入りやすいものに限定しました。大豆粉や小麦ふすま粉、おからパウダーを使えばさらに糖質は抑えられるのですが、手に入りにくいのと、味のバランスの取り方が難しくなるので、本書では避けました。
そしてなにより大事にしたのは「おいしさ」です。お菓子を食べる喜びをしっかりと感じることができるような甘さ、おいしさのあるレシピになったと思います。さまざまな理由で糖質を制限せざるを得ないみなさんにも、どうか楽しんで食べていただければと願います。