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仕事休んでうつ地獄に行ってきたシゴトヤスンデウツジゴクニイッテキタ

地方の局アナから、キー局の看板ニュースキャスターへ華麗に転身。その容姿は「奇跡の38歳」と騒がれるほど。
キャリアと美貌、だれもが羨む人生の階段を上っていたある日、突如、始まったうつ地獄への転落……

元日本テレビニュースキャスター・丸岡いずみが、重度のうつ病を発症し、奈落の底を這いつくばり、命がけで生還するまでを、赤裸々に語った自伝的エッセイ。
毎日をがんばるすべての女性に読んでほしい一冊です。

(以下、目次より抜粋)

序章
私、一体どうなっちゃうの?<うつの始まり>
最後の仕事は、野田代表の誕生レポート/休暇中、週刊誌にまさかのスクープ記事!

第1章
私、走り過ぎちゃいました!<地方の局アナから、キー局の看板ニュースキャスターとなるまで>
家電営業職のつもりが地方局でアナウンサーに/引きこもりの女の子を2年半に渡って取材/その後、29歳で日本テレビの報道記者に/どうして私が警視庁捜査1課の担当に?/夜討ち朝駆けに明け暮れる日々が始まった/予算管理ができなくて、更迭!/4番組かけもちの後、花形看板キャスターに

第2章
私、交感神経ビンビンでした!<2011年3月11日、東日本大震災発生>

2011年3月11日都内を駆け回り、必死にニュースを伝える/震災翌日から陸前高田で凄惨な現地取材
気がつけば、頭に発疹が広がっていた!/歓喜のロイヤルウェデング取材でロンドンへ/自衛隊の行方不明者の捜索に独占密着

第3章
私、うつ地獄に行ってきました!<番組を降板、「死にたい」に捕らわれる日々>
「うつ病」と診断されても冷静だった/自分で認知行動療法をして治すと決心/悪いことの連想ゲームが続く、実家での療養生活/死んでしまいたい!と考える地獄の日々/母親にヒ素を盛られる?と疑心暗鬼

特別解説「うつ病の〝ほんとう〟」
監修/野村總一郎先生(防衛医科大学校病院病院長)

第4章
私、うつ地獄から帰ってきました!<生還~結婚。そして未来へ>
2011年の大晦日に仮退院/取材した人たちからの温かい励ましに癒される/うつは私の個性のひとつ。だらだら、のろのろ、新しい人生が始まった!

終章
私、うつ病になって考えました!<丸岡的うつと上手につきあう心得>

羨望の的の「丸岡いずみ像」ではなく自分基準で幸せに生きたい!/心得1「私は違う……」という自分勝手な思い込みを取り払う/心得2うつは「心の風邪」ではない!/心得3「眠れない」「食べられない」に気づいたら、悩んでいないで、すぐに精神科へ!/心得4薬が劇的に効く場合もある!処方された薬はきちんと飲もう/心得5自分の五感が大自然とつながると大きな癒しを与えてもらえる/心得6素直に話せる人を見つけるともつれた気持ちがほぐれて救われる/心得7身近な「味方」は心のよりどころ。素の自分でいられる環境で過ごしたい/心得8簡単なことではないけれど、「いつかは終わる」を思い出す!/心得9「がんばれ」という言葉は使い方次第で毒にも薬にもなる/心得10私にとっての魔法の呪文「命を取られることはことはない!」

特別対談
「丸ちゃん、頑張りすぎたのだね」鎌田實先生(諏訪中央病院名誉院長)
  • 発売日:2013年09月20日
  • 定価:1,000円+税
  • 判型:
  • ISBN:978-4-391-14384-3
  • ページ数:
  • シリーズ名:

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