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こっくり甘い濃厚プリン、まろやかな食感の伝統菓子フランコックリアマイノウコウプリンマロヤカナショッカンノデントウガシフラン

卵、牛乳、砂糖。
プリンはたったこれだけの材料から作られています。
フランスではcrème caramelと呼ばれるこのお菓子は、
ビストロやブラッスリーのデセールとして愛されてきました。

この本のレシピは、そんなフランスのプリンをイメージして作ったもの。
高さはあまりなく、キャラメルはしっかりと焦がして、
大人向けのデザートとしても楽しんでもらえる仕上がりになっています。
しっかりと卵のこくを感じられて、さっぱり感もある、お気に入りのレシピです。

フラン、といっても、日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、フランスでは人気のおやつです。
ブーランジュリーの棚の片隅にポツンと置かれているような素朴なお菓子だったはずなのですが、ここ数年、なぜかパリの高級パティスリーがこぞってフランを作り始めて、ちょっとしたブームになっています。

基本的にはパイ生地の上に、卵、牛乳、砂糖、少量の粉で作ったアパレイユを流し込んで焼いたシンプルなお菓子ですが、妙にくせになるおいしさがあります。
せっかく手作りするのなら、ぜひ焼きたてを食べてみてください。
サクッとしたパイに、とろりとした柔らかい生地を味わえるのはやはり手作りだからこそ。私は少し温かい状態で食べるのが大好きなんです。

共に卵が主役のお菓子。材料はすぐにそろいます。
冷蔵庫に卵があったなら、どうぞ気軽に作ってみてくださいね。
  • 発売日:2018年11月22日
  • 定価:1,400円+税
  • 判型:B5
  • ISBN:978-4-391-15219-7
  • ページ数:
  • シリーズ名: