Loading...

最新 大腸がん治療サイシンダイチョウガンチリョウ

病気の治療に関して、「インフォームド・コンセント」という言葉がすでに一般的になっています。病気の情報や治療方針を医師が患者にしっかりと説明し、患者はそれを納得して治療にあたるという意味です。いまはそこからさらに進んで、「インフォームド・チョイス」の時代になりました。つまり、医師の説明を聞き、患者自身が受ける治療を選択するということです。それにより納得感が高まるだけでなく、治療成績にも好影響があるとわかっています。
大腸がんは、近年、患者数が急増。いまや日本人にとって最も発症率の高いがんになりました。その一方で、治りやすいがんでもあり、7割以上の患者さんが完治を果たしています。治る可能性が高いからこそ、早期発見と治療法の選択が重要に。本書では、メインの選択肢となる内視鏡的治療・手術を術式別に詳しく解説するほか、化学療法、放射線療法の選択肢についても基本の考え方が分かるようになっています。また、人工肛門という選択肢についても、導入したときに実際の生活がどうなるか、具体的にイメージできるように説明しています。
  • 発売日:2017年10月06日
  • 定価:1,300円+税
  • 判型:A5